2020年7月16日スクウェア・エニックスよりスマートフォン用ゲームアプリとしてサービスが開始された、『ドラゴンクエストタクト』(以下、ドラクエタクト)。
ドラクエシリーズ初のタクティカルRPGとして登場した本作は、ドラクエらしいレベルを上げ育てる楽しさと、キャラクターを操作して敵を全滅させる戦略性を兼ね備えたRPGゲームです。
歴代ドラクエシリーズのキャラクターたちを、自分だけのパーティとして編成することで最強のメンバーを作れるのが本作の魅力の一つです。
本記事を読み終わる頃には、きっとあなたもドラクエタクトをプレイしたくなりますよ。
●こんな方に読んでいただきたい記事です。
・「ドラクエタクト」を始めてみたい
・今から遊んでも楽しめるのか知りたい
今回、紹介する内容はこちら!
(引用元:https://www.dragonquest.jp)
- ドラクエタクトってどんなゲーム?
- 魅力的なキャラクターが登場
- ドラクエシリーズとの違いは?
- ドラクエタクトの特徴
- あの頃好きだったモンスターを育成できる
- 今から遊んでも楽しめるの?
- まとめ
それでは紹介していきます。
ドラクエタクトってどんなゲーム?
(引用元:https://www.dragonquest.jp)
かつて、邪悪な魔王によって平和が脅かされた世界「オルクステラ」を滅ぼそうとした時、タクトを持った人間と仲間(モンスター)たちによって激しい戦いの後、魔王を封印することに成功しました。
しかし、世界が平和になったある日ふたたび強大な闇がオルクステラに魔の手を伸ばしていたのです。
場面は変わって、ピンクモーモンの「モナン」とスライムナイトは道端で倒れている主人公を発見します。
主人公を介抱しているときに凶暴なモンスターが襲いかかって来ましたが、彼が持つ不思議なタクトの影響で「モナン」たちにチカラが溢れ、主人公の指揮により見事撃退するのでした。
スライムナイトが語るには、主人公が持つ光るタクトが不思議なチカラを持っているようでチカラの謎を求めて彼らは、いろんなことを知っているという村長の居るイブリ村に向かいます。
イブリ村に到着した彼らは、村長ガルネと出会い光るタクトについては思い出せないが、ニンゲンとタクトには何か深い意味があると言い、この国の王様に聞けば何かわかるかもしれないということで、王様に早く会うためにお城で開催されるマスターリーグ優勝を目指すことにします。
お城を目指す途中で立ち寄った町でモンスターに襲われているスライム「スラクト」を発見し、主人公たちは彼を助けることにします。
倒されたモンスターが、主人公の持つタクトを見たとたん凶暴化していたのに、急に大人しくなった姿を見たスラクトは主人公とタクトの不思議なチカラに興味津々の様子。
凶暴化した魔物を仲間にしてしまうタクトと、それを操る主人公を物陰から監視する怪しい魔物が語る魔王の存在とは?
魅力的なキャラクターが登場
(引用元:https://www.dragonquest.jp)
ドラクエタクトには、個性豊かなキャラクターが数多く登場します。
作中のキャラクターが、物語の魅力を形作っていると言っても過言ではありません。
過去作のドラクエシリーズと違い、モンスターが主役のゲームであるため登場キャラクターはモンスターが中心になっています。
モンスターが作中で会話するシーンは新鮮で、人型キャラとは違った視点で物語を楽しめます。
まずは、主人公と最初に出会ったピンクモーモンの「モナン」。
モナンは、頭に赤いリボンをつけているのが特徴的で可愛らしいピンク色のモーモンです。
彼女は、モンスターしかいない世界で初めて出会った人間である主人公を助けて、トラブルに自分から首を突っ込む性格の彼女は一緒に旅へ同行することになります。
次に、ドラクエシリーズ恒例モンスターでスライムの「スラクト」。
今作で登場するスラクトは、勉強熱心で世界中を旅する物知りスライムとして主人公のサポートをしてくれます。
余談ですが某モンスターシリーズで、スラクトのように勉強熱心なスライムが登場していれば、マダンテを覚えるのに苦労する事はなかったでしょうと思えるキャラクターです。
そして、本編の悪役キャラであるブラックモーモンの「アクモ」。
主人公と一緒に旅をするモナンとは違い、魔王から旅の邪魔をするように命令されているアクモは行く先々で彼らの旅を妨害してきます。
まだまだ個性豊かなキャラクターは多いですが、過去作のドラクエシリーズに負けず劣らずの個性的なキャラクターが本編で登場します。
ドラクエシリーズとの違いは?
(引用元:https://www.dragonquest.jp)
これまでのドラクエシリーズとの違いとして、戦闘がマス目状になったフィールド上で行われ、プレイヤーは仲間キャラクターを最大5体までパーティメンバーに加えてバトルすることができます。
また、キャラクターによって「とくぎ」と呼ばれる敵に大ダメージを与え戦闘を有利に運ぶスキルを持っています。
戦闘で勝利することで、敵モンスターを仲間にしたりスカウト(ガチャ)によってキャラクターやモンスターを入手できるので、自分だけのパーティを作ることが可能になります。
戦闘フィールドがマス目状になったので、過去作のように歩いていると突然画面が切り替わり敵との戦闘が始まるランダムエンカウントとは違い、プレイヤーの指揮で味方を動かしてバトルする戦略性が求められます。
キャラクターそれぞれに、「いどう力」「射程」が違うので戦略によっては強敵に勝利する事もできるのです。
また、倒した敵モンスターが仲間になるシステムは過去作ドラクエ5を思い出すような懐かしい場面なので、ドラクエファンにとって感慨深いものになりますよね。
スカウト(ガチャ)を使うことで、戦闘では手に入らない強力なキャラクターをストーリーの序盤から入手できるので、バトルよりも本編を進めて楽しみたいプレイヤーには嬉しいですね。
戦闘に勝利したあとには、倒したモンスターが仲間になるという過去作で見られたシステムを取り入れつつ、スカウト(ガチャ)を使いドラクエシリーズで活躍したキャラクターたちを入手することで、自分だけのパーティを作れるのも他作品とは違う嬉しい要素ですね。
ドラクエタクトの特徴
(引用元:https://www.dragonquest.jp)
ドラクエタクトの特徴は四つあります。
まず、戦略性が求められるタクティカルRPGですが、わかりやすい操作性により初心者も問題なく遊べます。
次に、他のアプリゲームとは違い課金制度を使わなくてもゲームを楽しめる点です。
そして、ドラクエタクトは2周年を迎えましたが、現在もプレイヤーを飽きさせないように次々と新しいイベントを配信しています。
最後に、本編をクリアしていくと過去作のストーリーを楽しめるイベントがプレイできるので、ドラクエシリーズのファンにとって、たまらないイベントですね。
序盤のストーリーで、タクティカルバトルの基本操作を説明されてからクリアするチュートリアル専用のステージが用意されています。
また、操作方法を忘れたとしてもプレイ中のロード画面でモナンが操作方法の説明をしてくれるので、始めたばかりのプレイヤーもゲーム環境に馴染みやすくなれるので楽しめます。
本作の課金要素は、「経験値などの報酬が2倍」「バトルスピードの高速化」「有償ジェム購入」ですが、ゲームをクリアするための必須要素というわけでもなく、有ったら便利程度の要素なので課金の必要性がそれほど高くありません。
ドラクエタクトでは、「追憶」シナリオがあり歴代ドラクエシリーズのストーリーを遊べるので、ドラクエファンには懐かしさや当時の記憶を思い出しながらプレイできるのも醍醐味です。
本作は、リリースされてから2周年を迎えても新イベントの開催を続けていて、イベント情報は公式YouTube「タクト情報局」に配信されていますので是非チェックしてみてくださいね。
あの頃好きだったモンスターを育成できる
(引用元:https://www.dragonquest.jp)
ドラクエシリーズのモンスター好きにはたまらない要素として、本作ではモンスターが仲間になり育成する事ができます。
あの頃ドラクエで出てきた懐かしいモンスターを、仲間として強化できるので自分好みのパーティを作って冒険を楽しめます。
たとえば、ドラクエ1から登場している「スライム」と同作品のラスボスである「りゅうおう」、ナンバリングタイトルが違うドラクエ6の魔王「ムドー」を同じパーティに並べてみたり。
モンスターを仲間にする方法は、戦闘で倒したモンスターが一定確率で起き上がり仲間になってくれるパターンと、スカウト(ガチャ)でランダムにモンスターを入手するなど条件が様々なのでプレイヤーを飽きさせません。
戦闘で倒した場合、一定確率で仲間になりますが起き上がる確率はそれほど低くなく、過去作ドラクエ5に登場した「メタルスライム」のように、超超低確率で仲間になる事はありませんから安心してください。
もう一つの方法である、スカウト(ガチャ)は先述で述べた「りゅうおう」や「ムドー」を、本編の序盤から強力なモンスターである魔王を入手して育成できるのです。
なので戦闘をサクサク進めてストーリーを楽しみたい人、強いモンスターをパーティに加えて無双したいプレイヤーにオススメできます。
今から遊んでも楽しめるの?
(引用元:https://www.dragonquest.jp)
ドラクエタクトは、ゲームがリリースされてから2年ほど経過しています。
そこで気になるのが、新規で今から遊んでも楽しめるのか不安になりますよね。
本作では、新規でゲームを開始したプレイヤーに新規登録ボーナスが支給されたり、強力なモンスターをスカウトできるアイテムが貰える「初心者ミッション」をプレイできます。
初心者ミッションとは、一定の条件をクリアすれば報酬を入手できるイベントです。
イベントをクリアする条件も難しい内容ではなく、「仲間モンスターを〇〇体入手」「ストーリー〇話クリア」というありふれたものなので、簡単に条件を達成することができます。
味方キャラクターを強化する素材も簡単に入手できるので、古参ユーザーが育成しているキャラクターとの能力差を埋めるのはそれほど難しくありません。
全ての通常ミッションをクリアすると「魔王英雄紹介チケットS」が入手可能になります。
アイテム効果は、ゲーム内で最強クラスの能力を持つSランクキャラクターを一体だけ交換することができるのです。
古参プレイヤーと新規プレイヤーは、プレイしてきた時間の量が違うので育成したキャラクターのステータスにも差が出ると感じてしまいます。
ですが、戦闘をしなくても経験値を入手できる「経験値の古文書」をクエストのドロップやガチャの特典で簡単に手に入るため、レベルアップによるステータスの差はあっという間に追いつけるのです。
ドラクエタクトは、新規で始めても古参プレイヤーと同じように楽しめる要素が詰め込まれているので、今から遊んでも楽しめる作品ですよ。
まとめ
(引用元:https://www.dragonquest.jp)
『ドラクエタクト』のゲーム内容と今から遊んでも楽しめる理由を紹介しました。
これまでのドラクエシリーズとは違い、本作はスクエニが新しいジャンルであるタクティカルRPGとして制作したゲームなので、ドラクエファンだけではなくドラクエシリーズを知らない新規のプレイヤーでも楽しく遊べます。
この作品をプレイしたユーザーの中には、ドラクエタクトをプレイしたことでドラクエシリーズの魅力にハマった人たちも多いです。
ゲームがリリースしてから2年という短い期間ですが、アップデートにより続々と新しいイベントが追加され、簡単には飽きさせない楽しみが溢れています。
是非、実際にプレイしてドラクエタクトの世界を冒険してみてくださいね。