長く愛されているドラゴンクエストモンスターズ。ドラゴンクエストモンスターズはゲームボーイのテリーのワンダーランドからはじまり、いまではスマホアプリやスイッチからもリリースされています。
テリーのワンダーランドは、主人公のテリーがわるぼうにより連れ去られた姉のミレーユを助けるべく、わたぼうに導かれてタンスの中に飛び込みます。そこには異世界、大樹に寄り添うように広がる「タイジュのくに」がありました。タイジュのくにで「モンスターマスター」になってモンスターをあやつり、モンスター闘技大会である「星降りの大会」でタイジュのくに代表として優勝を目指します。
●こんなことがわかる記事です
- テリーのワンダーランドはどんなゲーム
- テリーのワンダーランドをプレイするのにおすすめの端末
それでは解説していきます!
テリーのワンダーランドはどんな端末でプレイできる?
(引用元:http://www.dragonquest.jp/dqm_terrysp/)
テリーのワンダーランドが遊べる端末は
- ゲームボーイ
- プレイステーション
- 3DS
- スマホ
- スイッチ
となっております。それぞれ解説します!
ゲームボーイ
ドラゴンクエストVIのスピンオフ作品で、ドラゴンクエストVIに登場するテリーとミレーユがまだ子供の頃のお話です。1998年に発売された当時は「全く新しいドラゴンクエスト」として売り出されていました。
開発はトーセ、ディレクターやシナリオはドラゴンクエストシリーズを手掛けたスタッフが携わっています。もちろん、キャラクターデザインは鳥山明、音楽はすぎやまこういちが担当しています。
当時としては新しいかたちのゲームでしたが、ドラクエらしい世界観や音楽は変わらず楽しめました。
ゲームボーイ版の特徴は?
(引用元:https://web.archive.org/web/20020210223237/http://www.enix.co.jp/news/DQ/gbdq.html)
ゲームボーイ版のテリーのワンダーランドの特徴をまとめてみました。
- モンスターをあやつる
- ダンジョンのマップが毎回変わる
- はいごうで新しいモンスターを生み出す
- 格闘場でクラス上げ
- 通信を用いた協力や対戦プレイ
これから1つずつ解説します。
モンスターマスターになってモンスターをあやつる
ドラゴンクエストVIにも登場する幼少期のテリーがモンスターマスターになってモンスターをあやつります。タイジュのくにでテリーは一匹のモンスターを貰い、そのモンスターをあやつり冒険のなかで襲ってくるモンスターと戦わせ鍛えていきます。倒したモンスターは仲間になって冒険を手助けしてくれますよ。
モンスターがさくせんを聞かない可能性がある
戦闘はコマンドタイプのAI戦闘で、仲間モンスターがテリーの指示するさくせんに従って戦ってくれます。しかしモンスターにはそれぞれ野生値というステータスがあり、野生値が高すぎるとさくせんを聞かない可能性があります。野生値の最高値は255で、野生のモンスターを仲間にした場合は高い傾向があり、卵から孵した場合は0です。冒険の中で連れていたり、肉を与えると野生値は減少していきます。
たびのとびらから入れるダンジョンのマップは毎回変わる
タイジュのくにには「たびのとびら」があり、森や洞窟などダンジョンに繋がっています。ダンジョンを進んで更なる「たびのとびら」を探し冒険を進めてめていきます。冒険をすすめていく中でタイジュのくにに戻り、再びたびのとびらからダンジョンに入ると、マップが変わっており迷ってしまうこともしばしばあるのですが、これも冒険の醍醐味です。
はいごうで新しいモンスターを生み出す
仲間モンスターのオスとメスをかけあわせて新しいモンスターを生み出すことを「はいごう」といい、「はいごう」により「たまご」を生み、「ふか」させ親の特徴を引き継いだモンスターが生まれます。組み合わせによって好きなモンスターがつくれます。
モンスターを格闘場で戦わせクラス上げ
「かくとうじょう」で味方モンスターを戦わせ勝ち進んでいくとクラスが上がり、新たなたびのとびらが出てきます。お金がかかりますが新たなモンスターを仲間にするために挑戦しましょう。
通信を用いた協力や対戦プレイ
通信ケーブルをつかって通信プレイができるようになったので、友達のモンスターと自分の味方モンスターをはいごうさせたり、戦わせることができます。
通信プレイではいごうができる「おみあい」
友達のモンスターと自分の味方モンスターをはいごうすることを「おみあい」といいます。友達のモンスターが気になる特徴を持っていたら「おみあい」に誘い、はいごうができます。
モンスターを「たいせん」させて勝てばモンスターがもらえる
友達のモンスターと自分の味方モンスターを賞品をかけて「たいせん」させることができます。勝てば友達のモンスターを貰えますが、負ければ自分の味方モンスターを渡さなければなりません。
プレイステーション
PS版のテリーのワンダーランドは2002年に発売された「ドラゴンクエストモンスターズ1・2 星降りの勇者と牧場の仲間たち」内に、㎇版の「ドラゴンクエストモンスターズⅡ マルタの不思議な鍵」と一緒に移植されました。
プレイステーション版の特徴は?
プレイステーション版の特徴を3つあげました。
- グラフィックの強化
- メモリーカード内の冒険の書のモンスターと対戦
- 携帯版「ドラゴンクエストモンスターズi/S」と連携
それぞれ特徴を解説します。
グラフィックの強化
(引用元:https://www.jp.square-enix.com/dragonquest/psdqm12/terry.html)
㎇版とくらべて立体的になり背景までフルカラーになりました!グラフィックが強化されたことにより、より臨場感を楽しめます。
メモリーカード内の冒険の書のモンスターと対戦
通信プレイができなくなった代わりにメモリーカード内にある冒険の書のモンスターと対戦ができるようになりました。メモリーカードがあれば友達のモンスターとはもちろん、自分のモンスターと対戦ができます。
携帯版「ドラゴンクエストモンスターズi/S」と連携
携帯電話用アプリ(iアプリ/Sアプリ)のドラゴンクエストモンスターズと連係プレイができます。PS版、携帯電話アプリ版双方向でモンスターのやり取りができます。
3DS
(引用元:http://www.dragonquest.jp/terry3ds/)
2012年に発売された3DS 版は映像のクオリティが格段に上がり、これまでのリメイクに加えて新しい展開も追加されました。
3DS版の特徴は?
3DS版の特徴を
- グラフィックが3D
- モンスターの数が600種以上に増加
- Wi-Fi通信やすれ違い通信ができるようになった
- ストーリーの新しい展開
ひとつずつ解説します!
グラフィックが3Dになり奥行きのある操作性
3Dならではの奥行きのあるグラフィックで、ますます臨場感のあるプレイが楽しめるようになりました!タイジュのくにを見て回りながらゲームが楽しめますよ!
モンスターの数が600種以上
これまでのドラゴンクエストモンスターズのモンスターも追加され600種を超えました。サイズによっては4体まで連れられて、戦闘時には連携や相殺ができるうようになり、これまで以上に戦略的にゲームが楽しめるようになりました!
Wi-Fi通信やすれ違い通信でプレイの幅が広がる
PS版ではできなくなった通信プレイですが、3DS版で復活。すれ違い通信やWi-Fi通信でいろんな人と通信プレイができるようになりました!友達同士のローカル通信では出会えないような強いプレイヤーと戦えます。
これまでのストーリーに加えて新しい展開
(引用元:http://www.dragonquest.jp/terry3ds/)
これまでのストーリーに加えて新しい展開が追加されました。テリーのワンダーランドの過去作品を遊んだことがない方はもちろん、㎇版やPS版を遊んだことがある方も楽しめます!
スマホ
(引用元:http://www.dragonquest.jp/dqm_terryr/)
テリーのワンダーランドのスマホ版は2018年に3DS版が移植された「テリーのワンダーランドSP」と、2019年にスイッチ版が移植された「テリーのワンダーランドRETORO」がリリースされています。
スマホ版の特徴は?
スマホ版の特徴を3つ上げました。
- スマホに最適化された画面デザイン
- SPはモンスターの種類がさらに増加
- RETOROはスイッチ版と同じく8bit音源とドット絵で懐かしい
それぞれ解説します!
スマホに最適化された画面デザイン
それぞれ縦長の画面を2分割にし、上部にプレイ画面、下部にコントロールパネルが設定されています。片手で操作しやすいのはスマホならではですね!
SPはモンスターの数が約650種
テリーのワンダーランドSPは、3DS版とくらべてさらにモンスターの数が増え、約650種になりました!これまでのドラゴンクエストモンスターズにでてきたモンスターがさらに追加され、より一層自分の思い通りのパーティーが組めます。
スイッチ版
(引用元:https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000019662.html)
2019年にスマホ版より少し早く発売されたスイッチ版の「テリーのワンダーランドRETORO」は、㎇版が移植されているので懐かしいドット絵と8bit音源をスイッチやテレビ画面で楽しめるようになりました。
スイッチ版の特徴は?
スイッチ版の特徴を3つご紹介します。
- 懐かしいシンプルなシステム
- 最適化された画面デザイン
- 通信プレイはできない
それぞれ解説していきます!
昔懐かしいシンプルなシステム
㎇版の移植なので、昔懐かしいシンプルな操作性でプレイできます。シンプルなシステムで地道にゲームをプレイしたい方におすすめです。
最適化された画面デザインで背景の変更可能
スイッチの画面にあわせてゲーム画面や背景がデザインされています。ゲーム画面の色をモノクロかカラーか選べ大きさも変えられたり、背景も好きなものを選べるのはスイッチならではです。
通信プレイができない
㎇版ではできていた通信プレイの「おみあい」や他のプレイヤーとの「せんとう」ができなくなりました。通信プレイができなくなった分、自分の実力でやり込めます。
無駄のないシンプルな操作性と懐かしいドット絵を家でも外でも楽しめるスイッチ版がおすすめです!
テリーのワンダーランドはスイッチ版がおすすめな理由
(引用元:https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000019662.html)
テリーのワンダーランドはスイッチ版がおすすめです!おすすめな理由は
- スイッチをもっている人ならすぐにはじめられる
- 家でも外でも楽しめる
- シンプルな操作で大人から子どもまで楽しめる
スイッチは販売しはじめて何年も経っていて、持っている人も多いでしょう。家でテレビの大画面はもちろん、スイッチ本体を外に持っていけばどこでもゲームができますよ。スマホ版とくらべてもプレイしやすく、シンプルな操作性でスイッチを持っている大人から子どもまで遊べるので、テリーのワンダーランドはスイッチ版がおすすめです!