ドラクエチャンピオンズは不評の嵐!?その理由は?

2022年1月18日に発表されたドラクエシリーズ新作、「ドラクエチャンピオンズ」(以下、ドラクエチャンピオンズ)。

開発はスクエア・エニックスとコーエーテクモの共同開発、対応機種がスマートフォンでジャンルは乱闘コマンドRPGです。

ビィビ
新しいジャンルだね!

期待されたドラクエの新作ということで、公式から発表された情報に好意的な意見が予想されていました。

クロ
新作ドラクエの期待が大きい証拠だね

著者も公式からの動画をリアルタイムで視聴していましたが、本作に対する意見が不評の嵐だったのを今でも記憶に残っています。

動画のコメントで不評の嵐が強過ぎて、ゲームの宣伝をしていた開発陣が可哀想に見えましたね。

待ちに待った新作であるドラクエチャンピオンズが、なぜ不評の嵐を受けたのか本作のゲーム内容と合わせて酷評された理由を解説していきます。

●こんな方に読んでいただきたい記事です。

・ドラクエチャンピオンズが不評の理由が知りたい。

・ドラクエチャンピオンズの内容が気になる。

それでは解説していきます。

ドラクエチャンピオンズが不評の理由は?

(引用元:https://www.dragonquest.jp)

  1. プレイヤー同士のバトルが苦手
  2. 普通のドラクエを期待していた
  3. 課金要素の多いゲーム内容への不満
  4. 「ふいうち」を使うだけで勝ててしまう
  5. ドラクエユーザーにバトロワ要素が合わない
  6. ストーリーの内容が薄い
  7. まとめ

一つずつ解説していきますね。

プレイヤー同士のバトルが苦手

(引用元:https://www.dragonquest.jp)

ドラクエチャンピオンズは、一人でじっくり遊べるストーリーモードと多人数で対戦する大会モードがあります。

最大50人のプレイヤー同士が対人バトルをする大会モードですが、プレイヤー同士が対戦するゲームというのは個人のスキルによって勝敗が決まることが多いのです。

これまでのドラクエシリーズは、戦闘をコマンドバトルでするRPGだったこともあり対人戦闘に慣れているプレイヤーが少ないのも当然でしょう。

なので対人戦闘に慣れていないプレイヤーが、最大50人の対人バトルに放り込まれてしまうとテンポの悪い戦闘に萎縮してしまいます。

ドラクエシリーズの楽しさといえば、自分のペースでゲームを進めてレベルアップや装備を集める探索が面白いので乱戦バトルのようなプレイヤースキルは必要ありませんでした。

プレイヤースキルが高いユーザーが本作の大会モードに参加すると、慣れていないプレイヤーが一方的にボコボコにされる姿が安易に想像出来ます。

そういったユーザーには、ドラクエチャンピオンズをプレイする楽しみが奪われてしまい不満に思ってしまうのも仕方ないですね。

普通のドラクエを期待していた

(引用元:https://www.dragonquest.jp)

ドラクエチャンピオンズの情報が公式で発表されるまで、ドラクエファンが期待していたのは新作ナンバリングタイトルや過去作のリメイクの情報でした。

ですが蓋を開けてみれば、求めていた情報は新作ドラクエではなく「乱戦コマンドRPG」という聞いたことのない新ジャンルを出されてしまったので期待していた作品ではないと思いますよね。

公式から事前に予告されタイトル名も、「〇〇〇〇RPG」と伏字にして内容や詳細も公開されていなかったのでドラクエファンからの期待感も膨らんでしまいました。

ドラクエシリーズが好きなユーザーにとって、新作タイトルに期待していたのは続編や過去作のリメイク作品を求めていました。

期待したような内容ではなく、ゲームCGや音楽も過去作の使い回しで初めて聞くジャンルとなれば話しが違うと思いますよね。

そして乱戦コマンドRPGはバトロワ要素が強いので、ドラクエシリーズを楽しんでいたプレイヤーが求めるジャンルでなかったことも追い討ちをかけています。

新作を期待していたけれど、期待したゲーム内容でなければ反動で不評の嵐が吹き荒れるのも必然ですよね。

なのでドラクエチャンピオンズのゲーム内容は、ユーザーが求めていた普通のドラクエとは違っていたわけですね。

実際に情報が動画で公開されたときのコメント欄では、「ドラクエリメイクの情報と思った」「ナンバリングタイトルの新作じゃないの?」というコメントが多く見られました。

課金要素の多いゲーム内容への不満

(引用元:https://hiroba.dqx.jp)

ドラクエチャンピオンズに対する不満の一つに、ゲームを進めるために課金オプションを使えば簡単にクリアできる点があります。

本作の課金要素は通称「装備ガチャ」と言われており、ゲーム内容は対人戦闘をするバトロワなのに課金を使うのは裏技に近いという不満があります。

実際に放送されたゲームプレイ動画でも、課金で装備を固めたキャラクターに対して敵からのダメージは一桁しかありませんでした。

そうなると本作の対人戦闘は、プレイヤー同士の拳で殴り合いというより札束を多く積んだユーザーが勝者になると言っているようなものです。

つまり真面目にゲームをプレイする楽しみが無くなってしまい、ただの課金ゲームになってしまいます。

ドラクエチャンピオンズをプレイするためには、課金が絶対条件ではないと公式が弁明していましたがダメージの差を見る限り、非課金ユーザーの楽しみはストーリーモードしかありませんね。

大会モードでプレイヤースキルを磨いても、課金装備で身を固めたユーザーに手も足も出せずワンパンで倒されてしまってはゲームに対する熱が冷めてしまいます。

「ふいうち」を使うだけで勝ててしまう

(引用元:https://www.famitsu.com)

また本作の不満点として、戦闘で「ふいうち」を使うだけで簡単にバトルをクリアできてしまうことが挙げられます。

このことが、ゲームとしての楽しみを低下させ「簡単すぎて、クリアしたときの達成感がない」という声にもつながります。

「ふいうち」というのは、フィールド上で敵に気づかれていない状態で攻撃を加えるとバトルで先手を取り戦闘を有利に出来ます。

相手よりも先手を取り、「麻痺」「眠り」などの状態異常をすれば反撃させずに一方的に完勝することも可能です。

なので相手がいくら強くても、ふいうちをすれば簡単に勝つことができるのでジャイアントキリングも夢ではありません。

ですが自分がふいうちを仕掛けられた側だと、必死に育てたキャラクターが簡単に倒されてしまってはゲームを続けるモチベーションが無くなりますよね。

ゲーム中でふいうちをする操作は基本的に難しくないので、初心者でも簡単にできるアクションです。

乱戦バトルなので、ふいうちをされないように常に背後を注意する必要もあり本作での重要なアクションになりますね。

戦闘の勝利を決める役割も担っているので、大会モードでは「ふいうち専門」プレイヤーが多く出る可能性が高くなるでしょう。

ドラクエファンにバトロワ要素が合わない

(引用元:https://www.dragonquest.jp)

ドラクエチャンピオンズは、ドラクエファンをターゲット層に選んで開発されていますが本作のバトロワ要素はドラクエファンに合いません。

なぜならドラクエが好きなユーザーは、ドラクエの世界で主人公に自分を重ね合わせて冒険するロールプレイングが楽しいからです。

なのでバトロワのような他プレイヤーと戦闘を繰り返す対人プレイは、ドラクエファンに刺さる要素が少ないでしょうね。

これまでのドラクエシリーズで協力プレイはありましたが、基本的には一人でプレイするゲーム内容が楽しまれていました。

ですが本作は、一人で冒険していたプレイヤーが生き残りをかけたバトロワの世界に放り込まれて強制的に戦わされるのですから世界観が違い過ぎます。

過去作にも対人メインの作品がありましたが、プレイするユーザーが離れてしまいサービスの終了した事例があるだけに過去の失敗を活かせていない点が残念ですね。

また大会モードの一戦闘にかかる時間が、15分から20分程度使われるところも近年のスマホゲームのような短時間で手軽にプレイしたいユーザー層にマッチしないようです。

とはいえプレイヤーが育てたキャラクターを、それぞれのユーザーが考えた戦略で戦わせる面白さもあると言えます。

過去作は敵キャラクターは全て自動戦闘のNPCでしたが、本作ではキャラクターの向こう側にリアルなユーザーがいるので戦闘にも創意工夫が必要になるでしょう。

ストーリーの内容が薄い

(引用元:https://www.dragonquest.jp)

ドラクエチャンピオンズのストーリーでは、世界を支配しようとしていた魔王は勇者によって既に倒されています。

そして平和な世界で「勇者武闘大会」が開かれるという物語なのですが、武闘大会で勇者同士が戦い真の勇者を決めるというのです。

過去作をプレイしていた経験からも、本作のように勇者が複数登場したシリーズはありませんでした。

ドラクエ11のように、過去の勇者「ローシュ」が登場したシリーズはありましたが基本的に物語の勇者は一人なのです。

その勇者がバーゲンセールのように登場してしまうと、勇者の価値が安くなってしまい個性も失われてしまいます。

本作の大会モードでの勇者は、これまでのドラクエシリーズとは役割が違っており乱闘バトルで他の勇者と殴り合う存在になっています。

また本作の「ふいうち」システムは、相手に気づかれないようにコソコソ隠れながら近づいて後ろから攻撃しますが、「本当に勇者ですか?」と思ってしまうようなズルさですよね。

そしてフィールド上の敵勇者を倒した後、相手プレイヤーからアイテムを手に入れることが出来ます。

つまり倒した相手の身ぐるみを剥ぐわけですが、勇者のやることでしょうか?ダーマ神殿で盗賊に転職した元勇者と言った方が説得力が高いですよね。

ドラクエシリーズの面白さは、ストーリーがプレイヤーを引き込んで楽しめる内容というのも大切なことです。

ですが本作のストーリーは、世界を滅ぼす魔王も留守にしており勇者と勇者が殴り合う世紀末な世界になっています。

それは本当にユーザーが求めた勇者の姿なのか、魔王の居ない世界を冒険することにワクワク感を感じれるのか本作は大切な物語の設定を見失っているようですね。

まとめ

(引用元:https://www.dragonquest.jp)

ドラクエチャンピオンズが不評の嵐を浴びた理由を解説していきました。

ドラクエファンが待ちに待った新作だっただけに、本作の内容は合う合わないが有るのも仕方ありません。

ドラクエシリーズに思い入れのあるユーザーほど、ドラクエチャンピオンズの内容に対しての不満も多いのでしょうね。

とはいえスクエニ公式より、 2月6日から2月13日に本作のベータテストが行われるのでプレイしたユーザーの意見を参考にゲーム内容が変わる可能性もあります。

このような不評の嵐に対して、これから開発陣がどのように対応し問題点を改善していくのかが注目されますね。

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