【歴代ドラクエ】未だに解明されていない禁断の都市伝説7選!ファン考察も交えて徹底解説

ドラクエシリーズは35年以上の歴史を持つ国民的RPGですが、その壮大なストーリーと世界観の中には、今なお解明されていない謎が数多く存在します。今回はそんな「禁断の都市伝説」を徹底解説します!

ドラクエシリーズに隠された謎とは?

ドラクエシリーズは、その壮大なストーリーと緻密に作り込まれた世界観が魅力のRPGですが、公式が あえて多くを語らない 作風のため、長年にわたり未解明の謎や都市伝説が生まれています。

これらの謎について、ファンの間では様々な考察が行われており、中には 公式設定と矛盾するものもあれば、開発者の意図を考察することで新たな発見に繋がるものもあります。

今回は、ドラクエシリーズにおける8つの禁断の都市伝説をピックアップし、考察や追加情報を交えながら詳しく解説していきます。

あなたの知っているドラクエの常識が、ひっくり返るかもしれません…!

ビィビ
私、ドラクエ大好きなんだ〜!謎が多いほど妄想が膨らんで楽しいよね!
クロ
堀井さんも「プレイヤーの想像に任せている部分がある」って言ってるしね…

① 竜王はなぜ闇堕ちしたのか?(ドラクエ1・3・11)

シリーズ最初のラスボスである竜王の背景には、実は深い謎が隠されています。善の存在だったはずの竜族が、なぜ闇に堕ちたのか?

竜王のルーツは「竜の女王」

ドラクエ1のラスボス「竜王」は、公式ガイドブックによって 「ドラクエ3の竜の女王の子孫」 であることが明かされています。竜の女王は、ロトの勇者に 「光の玉」 を授け、ゾーマ討伐に協力した 善の存在 でした。しかし、その血を引く竜王は、なぜか 光の玉を奪い、世界征服を企む存在 へと変貌してしまいます。

ドラクエ11が示した「竜王=青龍」説

ドラクエ11には、ロトゼタシアを創造したとされる 「青龍」 という神が登場します。エンディングで彼は、「私自身も闇に染まることがあるかもしれません」 と意味深なセリフを残しています。その直後、ドラクエ1の勇者が 竜王の城に挑むシーン へと繋がることから、青龍が闇堕ちした姿が竜王なのではないか という考察が生まれました。

さらに、ドラクエ1の竜王は、ラスボス戦で 「人間との共存を持ちかける」 という異例の行動を取ります。これは 彼が元々「善」の存在でありながら、何らかの理由で「闇」に染まってしまった ことを示唆しているのかもしれません。

ビィビ
竜王って、ただの悪役じゃなかったんだね〜。深い設定があったなんて!

② ドラクエ3の勇者はどこへ消えたのか?(ドラクエ3・1)

ロトシリーズの始まりとも言えるドラクエ3ですが、その主人公の最終的な運命については、実は公式でも様々な説があります。

消えた勇者の謎

ドラクエ3の勇者は、ゾーマを倒した後、アレフガルドに取り残されたと言われています。

ドラクエ3の舞台は、実は「ロトシリーズ」の始まりの物語です。プレイヤーは「勇者ロト」と呼ばれる存在がどのようにして誕生したのかを体験することになります。

ゲームの終盤では、ゾーマ討伐のために勇者たちは「ギアガの大穴」を通ってアレフガルドに向かいます。しかし、ゾーマを倒した後、その穴は閉じてしまい、勇者たちは元の世界へ帰ることができなくなってしまいます。

これにより、勇者ロトはアレフガルドに留まり、その地で「ロトの勇者」として語り継がれていく という説が一般的でした。

ドラクエ1の主人公は「ロトの血を引く者」とされており、彼の祖先がドラクエ3の勇者であると考えると、筋が通ります。

制作者の発言が物語る真実

しかし、ドラクエの生みの親・堀井雄二氏は 「勇者は仲間とともに母親のもとへ帰ったと考えてもいい」 と発言しています。

この発言は、長年信じられてきた「勇者ロト=アレフガルドに残った説」を覆すものとなりました。

ゲームブック版や一部の設定資料では、勇者がアレフガルドで余生を過ごしたという記述がありますが、スピンオフ作品 『ロトの紋章』 では、「勇者の子孫が上の世界に戻った」とされています。

このことから、ドラクエ3の勇者の最終的な運命は プレイヤーの解釈に委ねられている ことがわかります。

勇者はアレフガルドに残ったのか、それとも仲間と共に元の世界へ帰還したのか――この問いに正解はなく、それぞれのプレイヤーが思い描く「勇者ロトの物語」が、その人にとっての真実なのかもしれません。

クロ
「プレイヤーの解釈に委ねる」って、実は最高の答えかもしれないね

③ ラーミアとレティスは同一存在なのか?(ドラクエ3・8)

シリーズをまたいで登場する「神鳥」には、深い繋がりがあるとされています。その真相はいかに?

二つの神鳥の共通点

ドラクエ3に登場する神鳥「ラーミア」は、勇者が空を飛ぶために不可欠な存在です。

神々しいデザインと神秘的なBGMは、多くのプレイヤーに強い印象を残しました。

一方、ドラクエ8では「レティス」という神鳥が登場します。レティスもまた、主人公たちを導く存在として描かれています。

エンディングでは、レティスが「私は別の世界でラーミアと呼ばれていました」と発言。このことから、レティスとラーミアは同一の存在である可能性が高い と考えられています。

時空を超える神鳥の存在

また、ドラクエ3のHDリメイク版のオープニングでは、ラーミアの姿がレティスに近いデザインに変更されている点も注目すべきポイントです。これは、両者の関係性を示唆しているのかもしれません。

考察として、「ラーミア(レティス)は異世界を渡る神鳥」という説があります。

レティスはドラクエ8で「時空を超える力を持つ」とされており、ラーミアもまた「異世界を自由に行き来できる存在」だった可能性があります。

もしそうであれば、今後のドラクエ作品でも 「神鳥=世界を超越する存在」 という設定が使われる可能性があります。

ビィビ
神鳥っていつも美しいBGMとともに登場するよね!そこにも何か意味があるのかな?

④ ドラクエ11の「時渡り」は過去改変か、パラレルワールドか?

ドラクエ11の物語の核心部分である「時渡り」について、その本質は何なのか?様々な考察が飛び交っています。

時間を超える旅の謎

ドラクエ11の最大の謎のひとつが、主人公が「時渡りの迷宮」を通じて過去へ戻る展開です。物語の終盤、命の大樹の崩壊を阻止し、勇者ベロニカの命を救うために、主人公は「勇者の星」の力を使って過去の世界へ旅立ちます。

この「過去への干渉」に関して、ファンの間で 「これは単なる過去改変なのか? それともパラレルワールドを生んだのか?」 という議論が巻き起こりました。

過去改変説

ドラクエ11の公式設定では、「時渡りによって、主人公が過去の世界に戻り、未来を変えた」とされています。

つまり、「過去を改変し、新しい未来を作った」 という考え方です。

この場合、最初の時間軸(ベロニカが死亡し、勇者が過去へ戻る未来)は「上書き」され、ひとつの世界線に統合されたことになります。

ゲーム内では、過去に戻った主人公は 「過去の自分」と融合するような形で行動を引き継ぎます

これは、ドラクエ11の世界では「過去と未来は繋がっており、一つの歴史に収束する」という概念が存在する ことを示唆しているのかもしれません。

パラレルワールド説

一方で、過去改変ではなく、「新しい世界が生まれた」と考えるファンもいます。

この説を支持する理由のひとつは、過去に戻った後も、元の時間軸の記憶を持っているキャラクターがいる という点です。

特に、過去に戻った主人公は、仲間たちに「今まで起こった出来事」を説明しません。

それでも、一部のキャラクターが 「前にもこんなことがあったような気がする」 という発言をすることから、元の時間軸の記憶が消えていない可能性 が指摘されています。

また、「時渡りの直後に登場するロウの発言」 もパラレルワールド説を支持する根拠のひとつです。

ロウは、過去に戻った主人公を見て「何やら不思議な気配を感じる…」とコメントします。これが 「時渡りによって、もうひとつの世界が誕生し、その影響が現れている」 ことを示唆しているのではないか? と考えるプレイヤーもいます。

クロ
「ドラクエシリーズ全体が複数の世界線で繋がっている」という説もあるよね…

⑤ シンシアは本当に蘇ったのか?(ドラクエ4)

感動的なエンディングを迎えるドラクエ4ですが、そのラストシーンに隠された真実とは?

幼馴染の犠牲と復活

ドラクエ4の主人公の幼馴染である シンシア は、勇者を守るために「モシャス」を使い、魔王ピサロの軍勢に身代わりとして倒されてしまいます。

しかし、エンディングでは 「シンシアが復活し、主人公と抱き合う」 という感動的なシーンが描かれます。

この展開についても、「シンシアは本当に蘇ったのか?」 という疑問が生じています。

幻覚説

エンディングでは、主人公が疲れ切った様子で装備を脱ぎ捨てる描写があります。これが、「シンシアの復活は主人公が見た幻だった」 という説の根拠とされています。

また、仲間たちが主人公の元へ駆け寄るシーンも、「主人公が命を落とした後、あの世で仲間たちと再会したのでは?」 という解釈を生む原因となっています。

本当に蘇った説

一方で、シンシアの復活は現実のものだったとする考察もあります。

その理由のひとつは、ドラクエ5の主人公が「天空の勇者の血を引く者」である という設定です。もしシンシアが幻だった場合、勇者は子孫を残すことができません。

つまり、ドラクエ4の勇者が誰かと結ばれた事実を考えると、「シンシアが蘇り、勇者と共に生きた」可能性が高い というわけです。

公式はこの点について明確な回答をしておらず、プレイヤーの解釈に委ねられています

シンシアのテーマ曲、本当に感動的なんだよね〜。あのBGMが流れるとグッとくる!

⑥ テルパドール王国を建国したのは誰か?(ドラクエ5)

ドラクエ5の世界に存在する古い王国には、前作との繋がりを示唆する謎めいた設定があります。

勇者のお供が建国した王国

ドラクエ5に登場する テルパドール王国 は、「かつて勇者のお供だった人物が建国した」と語られています。

しかし、この勇者のお供とは、一体誰なのか?

多くのプレイヤーは、ドラクエ5が ドラクエ4の続編 であることから、テルパドールの建国者は 「導かれし者たち(ドラクエ4の仲間たち)」の誰かではないか? と考えています。

有力候補:ミネアとアリーナ

特に、有力な候補として挙げられるのは、ミネアとアリーナ です。

  • ミネアは予知能力を持っており、テルパドールの女王「アイシス」の予知能力と似た特性を持つ。
  • アリーナはサントハイム王家の出身であり、王族の血筋を引くため、建国者に相応しい人物と考えられる。

この都市伝説は、未だに公式による明確な回答がなく、ファンの間で議論が続いています。

ビィビ
時系列的には辻褄が合うんだよね。でも堀井さんは「明言しない」って姿勢なんだ

⑦ ドラクエ2の勇者3人の血筋は本当か?(ドラクエ1・2)

ドラクエ2の主人公たちは、ドラクエ1の勇者の子孫とされていますが、その血筋には疑問の声も。

公式設定と矛盾点

ドラクエ2の主人公である3人の勇者(ローレシア王子、サマルトリア王子、ムーンブルク王女)は、公式設定では「ドラクエ1の勇者の子孫」とされています。

しかし、この設定には疑問点があります。ドラクエ1の勇者が3つの国の王家と血縁関係を持つためには、相当複雑な婚姻関係が必要になるからです。

考えられる説明

この矛盾を説明するためには、いくつかの説が考えられます:

  1. ドラクエ1の勇者は複数の国の王族と結婚した(当時の王家では一夫多妻もあり得た)
  2. 勇者の子どもたちが別々の国の王族と婚姻関係を結んだ
  3. 「子孫」という表現は、厳密な血縁関係ではなく精神的な継承者という意味

特に3つ目の説は、「ロトの血を引く」というのは、必ずしも生物学的な血縁関係ではなく、「ロトの精神を受け継ぐ者」という解釈も可能です。

ビィビ
「ロトの血」って、本当の血じゃなくて「勇者としての資質」を表してるって説もあるよね!

ドラクエの都市伝説は進化し続ける!

ドラクエシリーズの都市伝説や未解明の謎は、新作が登場するたびに新たな解釈が生まれ、ファンの間で議論が続いています。これらの謎が、シリーズの魅力をさらに高めていることは間違いありません。

シリーズを貫く謎の魅力

今回紹介した 都市伝説 は、ファンの考察によって更に奥深いものとなっています。特に、ドラクエ11の「時渡り」や、ドラクエ3の勇者の行方は、シリーズの根幹に関わる重要な謎です。

公式が明確な答えを出さないことで、プレイヤー一人ひとりが自分なりの解釈を持つことができる—これがドラクエシリーズの大きな魅力の一つと言えるでしょう。

今後に期待すること

今後のリメイクや新作で、これらの謎が解き明かされるのか? それとも更なる謎が増えていくのか?ドラクエの世界は、まだまだ語り尽くせない魅力に満ちています!

ドラゴンクエストという作品の素晴らしさは、ゲームとしての面白さだけでなく、こうした謎や考察の余地を残し、プレイヤーの想像力を刺激し続けることにもあるのです。

クロ
結局、「答えがないからこそ面白い」というのがドラクエの真髄かもしれないね

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。もし他にも気になるドラクエの都市伝説や謎があれば、ぜひ考察してみてくださいね!

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