ドラクエけしけしは面白くない?ゲーム概要とおすすめできない理由8選

2021年12月1日に、スマートフォン用パズルゲームとして配信された「ドラゴンクエストけしケシ!」(以下、ドラクエけしけし)

ドラクエシリーズを手掛けた、スクウェア・エニックスとゲームアプリディズニーツムツムの開発をしたNHNPlayArtが共同開発した本作は、ドラクエシリーズ初のパズルゲームとしてRPG要素とパズル要素を同時にプレイできる作品です。

パズルゲームとして楽しめるドラクエけしけしですが、プレイヤーによっては面白くないという意見を耳にすることがあります。

本記事では、ドラクエけしけしがなぜ面白くないのか、ゲーム概要を紹介しながら、おすすめできない理由を説明します。

●こんな方に読んでいただきたい記事です。

・「ドラクエけしけし」がおすすめできない理由が知りたい

・「ドラクエけしけし」の内容が気になる

「ドラクエけしけし」は面白くない、おすすめできない理由は?

(引用元:https://keshikeshi.dragon quest.jp)

ドラクエけしけしが、おすすめできない理由は以下の点です。

① パズルゲームの爽快感がない

② ドラクエシリーズをプレイしないと、ストーリーが理解できない

③ 運ゲーの要素が強い

④ スキルレベルが上げづらい

⑤ 課金要素が強い

⑥ スタミナ回復時間が長い

⑦ 障害物の位置でゲームクリアできない

⑧ シンプルなゲーム内容なので飽きやすい

一つずつ説明していきますね。

パズルゲームの爽快感がない

(引用元:https://keshikeshi.dragon quest.jp)

ドラクエけしけしは、パズルゲームとして3つ以上のピースを縦か横に並べると消すことができて、ドラクエのRPG要素として、消したピースの効果を使いエリア内に配置された、敵モンスターを攻撃して倒せばクリアとなっています。

しかし、敵モンスターも黙って倒されるわけでもなく、攻撃までのカウントが0になればプレイヤーに攻撃してくるので、プレイヤーもHPが0になればゲームオーバーになります。

つまり、ピースを消しながら敵モンスター撃破を目指して同時に進行することになるので、定番のパズルゲームとは違いプレイ中の手数が多くなる要素が追加されています。

良くも悪くもドラクエ風にアレンジされた、パズルゲームなのですが単純にピースを消せばクリアとはならなず、モンスターを倒せなければクリアできないので、その点が面倒くさいと感じる評価も少なくありません。

パズルゲームだけを求めても、RPG要素の戦闘が邪魔をして、ドラクエが好きでプレイしても、ピースが上手く消せなくて進めないというジレンマが難しいですね。

ドラクエシリーズをプレイしないと、ストーリーが理解できない

(引用元:https://keshikeshi.dragon quest.jp)

ドラクエシリーズのキャラクターが、豊富に登場するストーリーなので、シリーズ未プレイのユーザーは物語の進行について行けず、登場キャラクターに感情移入しずらいですね。

パズルピースは、ドラクエシリーズのキャラクターになっており、スライム系のモンスターなら他ゲームでも登場しているので、認知度が高い有名なモンスターとして原作未プレイでも共感できます。

ですが「おおさそり」や「まじゅつし」などのマイナーなモンスターがステージのボスキャラとして登場するのですが、原作をプレイしていないと誰コレ状態となってしまい、置いてけぼりになりますね。

新しいユーザーを取り込むために、パズルゲームとして歴代シリーズに登場したキャラクターをピースに選んでいるのでしょうが、原作をプレイしないと登場しない影の薄いキャラクターをピースにすれば、原作未プレイのユーザーはキャラクターがわからなくなるのも必然ですね。

ドラクエ好きのプレイヤーには、あるあるネタとしてマイナーなキャラクターが登場しても楽しめるので、良い意味でもドラクエシリーズ経験者に限定された内容となっています。

運ゲーの要素が強い

(引用元:https://keshikeshi.dragon quest.jp)

ゲームシステムは、エリア内に配置されたピースを3つ以上揃えると消せますが、ピースの位置はランダムに配置されており、プレイヤーが狙った位置にピースがこないことが多々あります。

ピースの初期位置が悪いと、ピースを揃える難易度が上がってしまい、何ターンも自分が欲しい組み合わせがくるまで、耐える時間が続いてしまうストレスが苦痛になります。

空き時間の暇つぶしにプレイをしようとすると、ピースが中々揃わずに待つ時間が増えてしまい最終的には、ゲームクリアできずに辞めてしまいます。

パズルゲームは、サクサクとピースを揃えて消していく爽快感が楽しいですが、ドラクエけしけしは他のゲームと違い、ピースを消すよりも待つ時間のほうが長いように感じます。

スキルレベルが上げづらい

(引用元:https://keshikeshi.dragon quest.jp)

ドラクエけしけしのピースは、同じピースを5つ揃えて消すと、モンスターに大ダメージを与えることができるスキルに変化します。

モンスターにダメージを与える手段として、3つ以上のピースを揃えて消すだけでもダメージが出せますが、スキルで与えるダメージと比べるとスズメの涙になるので、やはりスキルでダメージを出すほうが断然お得です。

ピースを3つ揃えるだけでも、運に左右されるゲームなのに、さらに上の数であるピースを5つ揃えるのは苦行です。

スキルを作るためにパズルを揃えようにもランダム配置のため、スキルを作る時間を費やしてしまい、パズルを消してクリアするというよりも、いかにスキルを作るかを考えるゲームになってしまいます。

課金要素が強い

(引用元:https://keshikeshi.dragon quest.jp)

スマホゲームは基本無料で、課金要素はおまけ程度のシステムで無課金でも、通常プレイするのに支障はありません。

ドラクエけしけしの場合、序盤のゲームプレイは無課金で進めることができるのですが、後半になるにつれて課金をしなければゲームクリアが難しくなってしまいます。

ドラクエけしけしの課金要素は、パズルピースであるドラけしのガチャ、ドラけしの強化に使われます。

序盤でも、ドラけしが手に入ることがありますが、やはり無課金のドラけしのためか効果や能力が低いものが多いので快適にクリアするためには、課金のドラけしの強い能力が必要になってしまいます。

ドラクエのRPG要素があるためか、後半のモンスターは強敵が多く無課金で手に入るドラけしでは全くダメージを与えることができないので、序盤とは一転してクリアが難しくなります。

ドラけしの強化にはゴールドが必要になりますが、ゲーム内で獲得できるゴールドは少なく、とても満足できる強化には足りなくなってしまうので、結果的に課金でゴールドを補充して強化します。

スタミナ回復時間が長い

(引用元:https://keshikeshi.dragon quest.jp)

ゲーム内のストーリーを進めるために、1ステージにつき1つのスタミナ消費が必要になります。

スタミナがなければ、ストーリーを進めることができないため、ドラクエけしけしにスタミナは一番の必須アイテムと言えるでしょう。なぜなら、ゲームを進める気持ちが強くてもスタミナが0ならば、1ステージも進めることができない世界だからです。

とはいえ、このスタミナは厄介なことにストックできる最大値は5つで固定されており、最大値が増えることはありません。

メリットとして、ステージが後半に進んでもスタミナの消費量は1つに固定されています。

このスタミナは、時間経過とともに回復するシステムなのですが、1スタミナにつき15分の時間が必要になり、最大値まで回復するには75分もの時間がかかってしまいます。

仕事や授業の休み時間、移動中にスタミナが0になってしまい、プレイを続けるために回復を待っていたら、もれなく時間切れになるので、時間に余裕がある人向けのシステムですね。

障害物の位置でゲームクリアできない

(引用元:https://www.jp.square-enix.com)

ゲームを進めていると、枠内に障害物が配置されているステージがあります。

パズルピースの配置は、ランダムに配置されているため序盤の配置によっては、障害物に邪魔されてピースを揃えることが不可能に近く、クリアするためには神(ゲームシステム)に祈るしかないですね。

神(ゲームシステム)に祈るは言い過ぎかもしれませんが、それだけプレイヤーのテクニックだけで障害物のあるステージを攻略するのは、無茶ぶりということです。

ピースを消すためには、前述でも述べたように3つ以上のピースを揃えることが条件ですが、運が悪ければ障害物と、モンスターの配置場所に邪魔されてピースが消せなくなり、積んでしまったという事例もあるほどです。

ピースが消せなければ、モンスターに攻撃もできないので永遠にモンスターのターンになり、自分のHPが減るのを見るだけのゲームになります。

シンプルなゲーム内容なので飽きやすい

(引用元:https://keshikeshi.dragon quest.jp)

このゲームは、良くも悪くもパズルゲームにドラクエ要素を追加しているのですが、ストーリーの内容がシンプルなので飽きやすいです。

ドラクエ要素を組み込んだゲームなので、ストーリーも過去シリーズのような、濃い内容を期待すると見事に裏切られます。

ステージごとに、倒すモンスターが変わりますが、クリア条件は基本的に同じでモンスター討伐でクリアになるので、同じことを繰り返していくため半ば機械的なプレイになってしまいます。

ゲーム内には、ランキングシステムがありますが、他のプレイヤーと対戦するわけではないので、オンライン要素は少なくストーリークリアしかやることがありません。

一つの内容に集中できる人にとっては、ドラクエけしけしのゲーム内容は楽しめますが、同じ内容をプレイするのが苦になる人にとって、ストレスが蓄積される内容です。

まとめ

(引用元:https://keshikeshi.dragon quest.jp)

ドラクエけしけしが面白くなく、おすすめできない理由をゲーム内容を紹介しながら、説明しましたが共感できる内容がありましたか?

パズルゲームとしては、ドラクエの要素を組み込んだ独自のシステムが、他のパズルゲームとは違うので、ドラクエっぽさでプレイを始めたユーザーも多いです。

悪く言えば、ドラクエっぽさを優先してしまい、パズルゲームとしてのゲーム性が薄くなってしまている点が目立ちますので、結果的に中途半端なゲーム内容になってしまいましたね。

シンプルなパズルゲームを求めたユーザーには、RPG要素のコツコツ感よりパズルを解く爽快感が欲しいですし、ドラクエシリーズが好きなユーザーには、爽快感より内容の濃さが欲しくなる、結果的に両者が求める面白い内容ではないので、おすすめできません。

リリースされてから1年しか経過していないため、今後のアップデートによっては内容が期待できるので、将来性に楽しみを待つのも良いのではないでしょうか。

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