30年以上の歴史を誇る名作ドラゴンクエストですが、ドラゴンクエストは全ての話が繋がっているわけではなく、様々なシリーズがあります。
その中でも有名なのがロトシリーズと天空シリーズの2作品です。
他にもオリジナルの作品や、人気があったキャラクターが主人公の作品もありますが、今回は天空シリーズの紹介をしていきます。
この記事を読むことによって天空シリーズをプレイする際によりドラゴンクエストの世界に入り込めること間違いなしです。
ドラゴンクエスト天空シリーズとは?
(引用元;https://gamebiz.jp/news/237259)
ドラゴンクエストの天空シリーズとは
- ドラゴンクエストⅣ導かれし者たち
- ドラゴンクエストⅤ天空の花嫁
- ドラゴンクエストⅥ幻の大地
の3部作で構成されています。
「天空3部作」とも呼ばれており、ファンの中でも人気の高い作品です♪
天空シリーズの紹介
天空シリーズ各作品のあらすじと特徴を紹介していきます。
各作品のあらすじや特徴を知っておくことでゲームをプレイする際の理解度が上ります。
ドラゴンクエストの世界により入り込めるのでぜひ参考にしてください。
ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち
(引用元:https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1387670.html)
天空シリーズ第一作目かつドラゴンクエストシリーズ四作目がこのドラゴンクエストⅣ導かれし者たちです。
ざっくりですがあらすじと特徴を紹介していきます。
ドラクエⅣあらすじ
人間と天界人のハーフである勇者(主人公)は地獄の帝王エスタークが復活するものの討伐に成功。
エスターク復活の手助けをしていたピサロは恋人を殺された恨みで魔王に変身してしまうという悲しいストーリーです。
ドラクエⅣ特徴
こちらはドラゴンクエスト天空シリーズの第1作品で、ストーリーは全6章となっております。
ドラゴンクエストⅣの大きな特徴としまして、キャラクター1人ひとりにしっかりとしたストーリーがあり、各章により操作するキャラクターが変わります。
キャラクターが変わるとレベルも1からスタートとなります。
章を進めるたびにパーティーが増え操作できるキャラクターも増えていくのも楽しみの一つです。
ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁
(引用元:https://www.amazon.co.jp/dp/B01N1VZBDJ)
次に天空シリーズ二作目かつドラクエシリーズ五作目であるドラゴンクエストⅤ天空の花嫁です。
同じくあらすじと特徴を紹介していきます。
ドラクエⅤあらすじ
ドラクエⅤの主人公は勇者ではなく魔物使い、モンスターを仲間にして冒険を進めます。
物語は進み、主人公が結婚し二人の子供を授かります。
妻が天界人の血を引いていたため主人公の子供は勇者として目覚めました。
子供が勇者として目覚めた時、魔界に封印されていた魔王が復活し主人公と共に魔王を討伐する旅に出かけます
ドラクエⅤ特徴
ドラクエⅤはドラクエⅣと違い章でストーリーが構成されているわけではありません。
ドラクエⅤは大きく分けて「幼少期」「青年期前半」「青年期後半」の3つに分かれています。
ドラクエⅤの最大の特徴としまして、キャラクターが加齢し結婚相手を選べるというイベントがあります。
加齢するのは主要キャラだけでなく、町や村、出現モンスターの変化もあり、時代が流れていることに違和感がなくゲームが進行していきます。
そして結婚イベントですが、ここでは結婚相手2人のうちどちらかを選ばなければいけないという嬉しいようで悲しいようなストーリーがあります。
ドラゴンクエストⅥ 幻の大地
(引用元:https://renote.jp/articles/9128)
天空シリーズ完結作かつドラクエシリーズ六作目がこちらのドラゴンクエストⅥ幻の大地です。
同じくあらすじと特徴を紹介していきます。
ドラクエⅥあらすじ
主人公はある国の王子で、魔王討伐の際に術を掛けられ肉体と精神を離されてしまいます。
夢の世界(精神の世界)で主人公は精霊のお告げを聞き、ある村の青年として冒険を始めます。
夢の中の冒険を進めていき、ついに主人公は肉体を取り戻すことに成功し、魔王討伐に向かいます。
ドラクエⅥ特徴
ドラクエⅥの特徴としまして、ワールドマップが2つ存在するというところです。
主人公は肉体がある現実世界と精神がある夢の世界を行き来しながら物語が進んでいきます。
また、物語が進むと町の住人の会話内容も変化する仕様になっています。
天空シリーズの時系列
ドラゴンクエストシリーズでよくあるのが発売の順番と物語の進行の順番が違うというところです。
天空シリーズの時系列は公式では発表されていませんが、6→4→5だという考察が多いです。
ストーリーや装備などから考察してみましたので紹介していきます。
装備
天空シリーズには伝説の天空装備が存在していますが、ドラクエ6にだけ天空の装備が存在していません。
しかしドラクエ6には勇者だけが装備できる伝説の装備があります。
勘の良い方ならお気づきかもしれませんが、天空の装備がないということはドラクエ6の主人公が使用した伝説の武器が後々天空の装備として受け継がれていった可能性が高いです。
よってドラゴンクエスト6が時系列的に一番最初にくるのではないかと思われます。
呪文
ドラクエ6では主人公が勇者だという証拠がなかなか出てこないです。
しかし主人公の精神と肉体が融合したときに「ライデイン」という呪文を覚えます。
このライデインはシリーズで勇者が覚えてきた呪文なので勇者である可能性が高いです。
建物
ドラゴンクエスト4.5には天空城というお城が全く同じ形で存在しています。
ドラゴンクエスト6ではゼニス城として現れます。
そしてドラゴンクエスト25thアニバーサリーの歴史の書ではゼニス城は後の天空城だと公式で発表しているため、6→4→5の順番になるのではないかと思われます。
天空シリーズ通史
(引用元:http://kyo-tabi.com/2021/01/26/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%82%A8%E3%81%AB%E5%87%BA%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%82%8B%E5%9C%B0%E5%90%8D%E3%81%AE%E7%94%B1%E6%9D%A5%E3%80%81%E5%85%83%E3%83%8D%E3%82%BF%E3%80%81%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB-2/)
天空シリーズのあらすじと時系列の考察を組み合わせて天空シリーズを一つのストーリーにまとめてみました。
<ドラゴンクエストⅥ>
レイドック王国の王子である主人公は魔王討伐のため仲間たちと魔王の居城に乗り込んだが、魔王と戦うことなく王子たちは敗北してしまうのでした。
ライフゴット村の青年として目を覚ました王子、妹のターニアと二人暮らしをしていましたが、夢の世界だと気付き自分の体を取り戻すために夢の世界と現実世界を行き来して魔王討伐に挑むのでした。
<ドラゴンクエストⅣ>
時は流れ数百年、一人の天空人の娘が地上に降り立ちました。
地上に降りた娘は木こりと恋に落ち、一人の子供を授かりました。
しかし、人間と天空人は夫婦になれない決まりがあり、木こりの男は裁きの雷を受け死んでしまいます。
それをみた娘は悲しみに打ちひしがれながら天空城に連れて帰えられてしまいました。
二人の間に授かった子供は地上に残されましたが、地底に封印された地獄の帝王エスタークを倒せるのは天空人の血を引く勇者のみとの予言があったため、とある山奥の村人たちによって立派な勇者に育てられました。
立派に育った勇者の元に運命に導かれた7人の仲間が集い、復活したエスタークを討伐し、魔族の王デスピサロを正気に戻すことに成功しました。
<ドラゴンクエストⅤ>
それからさらに数百年の時が流れたとき、天空人の血を引く勇者を探す親子二人の冒険者がいました。
勇者を見つけるという父の目的は達成されぬまま、数年がたち親子二人は故郷に帰省することに、故郷では息子である主人公と幼なじみであるビアンカと共に過ごすのであった。
その後主人公の父であるパパスはラインハット王国のヘンリー王子の教育係を命じられます。
主人公もパパスに同行しますが、城内でヘンリー王子誘拐事件が発生してしまいます。
容疑をかけられた主人公をかばい命を落としてしまうパパスでした。
パパスが死んでしまったあと主人公とヘンリー王子が光の教団に連れ去られてしまい10年間という長い間奴隷生活を強いられてしまいます。
奴隷生活を何とか抜けだした主人公はたどり着いた村の大富豪であるルドマンの娘のフローラと出会います。
フローラの婿になった者には伝説の天空の盾が与えられるといわれています。
フローラの婿になるためには、2つの指輪を集めなければなりませんでした。
その指輪を探す旅の途中に立ち寄った山奥の村で幼なじみのビアンカと再会するのでした。
ビアンカとも同じ時を過ごし、フローラにも思いを寄せる主人公でありましたが、ついに心に決めた相手と結婚を果たします。
花嫁を連れて旅をするうちに主人公がグランパニアの王族だということをしり花嫁も天空人の血を引いていることをしります。
そして時が流れ二人の間に子供が生まれました。
天空人の血を引く子供は立派な勇者に育ち親子で魔王討伐に向かうのでした。
まとめ
ドラゴンクエスト天空シリーズの紹介をしてきました。
公式の時系列などが出ていないので考察の域を脱していないところもありますが、ドラゴンクエストは夢のある作品なので本記事を読んで理解を深めた上でプレイしていただけるとより一層ドラゴンクエストを楽しんでいただけると思い記事に致しました。