ドラゴンクエスト4(以下、ドラクエ4)は、大人気RPG『ドラゴンクエスト』シリーズの第4弾にあたり、副題は「導かれし者たち」。
ドラクエ4はファミコン版で発売された最後のドラクエであり、また「天空シリーズ」として知られるシリーズの第1作目でもあります。
ファミコンで発売されて以来、プレイステーション、ニンテンドーDS、スマートフォンなど、様々な媒体でリメイクされてきました。
今回はそんなドラクエ4について、プレイするのにオススメの端末とともにご紹介しますね♪
⚫こんな方に読んでいただきたい記事です。
・ドラクエ4について知りたい。
・ドラクエ4を遊ぶのにどの端末がオススメなのか知りたい。
ドラクエ4はどんな端末で遊べる?
そもそもドラクエ4はどんな端末で遊べるのでしょうか?
ドラクエ4はこれまでにファミコン、プレイステーション、ニンテンドーDS、スマートフォンで発売されてきました。
今回はその中でも特に人気のあるファミコン版、プレイステーション版、スマートフォン版についてご紹介します。
これから1つずつ下に書いていきますね。
ファミコン版
(引用元: https://image.itmedia.co.jp/l/im/business/articles/1604/14/l_meijin01_mf.jpg#_ga=2.183808293.201839650.1644573010-502005856.1644573008)
ドラクエ4は1990年2月11日、「勇者よ、目覚めなさい」というキャッチコピーのもと、ファミコンを最初の媒体として発売されました!
主要スタッフは変わっておらず、脚本を堀井雄二、キャラクターデザインを鳥山明、音楽をすぎやまこういちが担当。
オムニバス形式というこれまでにないストーリー展開をしたドラクエであることから、一部のファンの間では根強い人気を誇っています。
ファミコン版の特徴は?
では、ファミコン版のドラクエ4にはどのような特徴があるのでしょうか。
主なものを4つにまとめてみました。
- オムニバス形式のストーリー
- 「馬車」の登場
- 「AI戦闘」の導入
- 「カジノ」の登場
1つずつ解説していきますね。
1.オムニバス形式のストーリー
(引用元: https://gcgx.games/dq4/chart04.html)
先ほども少し書いた通り、今作ではオムニバス形式で物語が進んでいき、全部で5章あります。
それぞれの章は独立したストーリーで、章ごとに違った主人公がいるのが特徴。
プレイヤーがゲーム開始時に名前を入力する主人公(勇者)は、実際には第5章から登場します。
オムニバス形式でストーリーが進行するのはシリーズ中でも今作のみ!
その物珍しさがドラクエっぽくなく、かえって面白いと話題になりました。
ちなみに、第3章の主人公・武器屋のトルネコは、『トルネコの大冒険』シリーズというスピンオフゲームで主役を務めています!
こちらも面白いゲームなので、興味のある方は調べてみてくださいね♪
2.馬車の登場
(引用元: http://setsumei.html.xdomain.jp/famicom/dragonquest4/dragonquest4.html)
今作で初めて「馬車」が登場しました。
これにより、今作では最大10人のパーティーで旅を進めることが可能に!
馬車の外に出せるのは最大4人までですが、馬車の中にいるメンバーのアイテムや呪文を使うこともでき、物語が大きく広がりました。
また、戦闘終了後の経験値は馬車の中のメンバーも獲得することができるので、各キャラクターのレベルに極端な差が付かないのも嬉しいですね♪
3.AI戦闘の導入
「AI戦闘」が導入されたのも今作の特徴です。
AIといっても現在ほど精度の高いものではなかったので、使いたい呪文や道具が肝心な時に使えないなどの不評の声もありました…
まぁ、それでもAIの導入は当時の技術からすればかなり画期的なことだったと思いますので、その意味でも今作は注目すべき作品といえそうですね♪
4.カジノの登場
(引用元: http://setsumei.html.xdomain.jp/famicom/dragonquest4/dragonquest4.html)
以後のドラクエシリーズでお馴染みになったカジノは、今作で初登場です!
所持金をカジノ専用のコインに換えてカジノで遊びながらコインを増やしていき、たまったら景品と交換可能。
今作で遊べるゲームは、スロットマシン、ポーカー、モンスター格闘場です。
ついついハマってしまいがちですが、所持金はいったんコインに換金してしまうと元に戻せません!
プレイステーション版
(引用元: https://livedoor.blogimg.jp/are13-kuroko/imgs/d/2/d2dd806e.jpg)
プレイステーション版のドラクエ4は、ファミコン版と同様「勇者よ、めざめなさい」というキャッチコピーのもと、2001年11月22日に発売されました。
リメイク内容はファミコン版をもとにしており、新しい要素も追加されています。
発売から20日間で出荷本数100万本を超えるという驚異的なヒットを記録しており、ドラクエというタイトルの人気ぶりがうかがえますね。
プレイステーション版の特徴は?
プレイステーション版のドラクエ4の特徴について、下記に4つ挙げてみました。
- 戦歴システムの採用
- 移民の町が登場
- キャラクターの仕様変更
- シナリオ追加
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.戦歴システムの採用
(引用元: https://ameblo.jp/uni-ex/entry-12660192119.html)
戦闘に勝利・敗北(全滅)した回数、逃走した回数、これまでの最大ダメージなどが記録される「戦歴システム」が採用されました。
このほか、ストーリーの進行状況、レベル、装備などが加味され、それらがキャラクターの「称号」に関わってきます
2.移民の町」が登場
(引用元: https://kamigame.jp/dq4/page/134170707637606628.html)
住人が増えることで最大8段階まで発展する「移民の町」が登場しました。
発展とともに入手できるアイテムが変わり、中には貴重なものも!
ちなみに、この「移民の町」はドラクエ7にも登場しているそうです。
双方の違いを比較してみるのも面白いかもしれませんね♪
3.キャラクターの仕様変更
(引用元: https://www.jp.square-enix.com/game/detail/dq4/)
キャラクターのカラーリングがイラストに近いものに変更されました。
また、主人公の名前を決める際に濁点・半濁点の文字が1文字でカウントされ、カタカナも使えるようになりました。
ほか、キャラクターの習得呪文や呪文の効果値、キャラクターの能力値などが微調整されています。
4.シナリオ追加
(引用元: https://game8.jp/dq4/70420)
ゲーム開始直後に、旅立つ前の主人公の話である「序章」が追加されました。
また、ゲームクリア後、第5章の延長として真の敵と戦う「第6章」が追加されています。
これには第6章専用のダンジョンが存在しており、新たな仲間も加わるとのこと。
そのキャラクターが誰なのかはネタバレになってしまうので書けませんが、気になる方はもうプレイしてみるしかないですね♪
スマートフォン版
(引用元: https://www.jp.square-enix.com/game/detail/dq2/)
スマートフォン版は、2014年4月17日にリリースされました。
対応機種は、iOSとAndroid。
「App Store」、「Google Play」、「amazon appstore」でアプリを購入することでプレイできます。
対応OSは、iOSが11.0以上で、iPhone 5s/iPod touch(第6世)/iPad(第5世代)/iPad mini 2以上、Androidは5.0以上搭載機種。
ただし、上記のものでもアプリに対応していない機種も一部ありますので、ご利用の前に手元の機種が対応しているかどうかは必ず確認してくださいね。
スマートフォン版の特徴は?
スマートフォン版のドラクエ4はプレイステーション版の中身がさらに調整されており、よりプレイしやすい仕様になっています。
また、グラフィックもスマホ版に合わせて見やすくなりました。
スマホ版の主な特徴を4つ挙げてみます。
- 360度回転するマップ
- 第1章から「ふくろ」が使用可能
- モンスターアニメーションの追加
- 戦闘時の情報の視覚化
1つずつ見ていきましょう。
1.360度回転するマップ
(引用元: https://www.jp.square-enix.com/dqsp/dq4/#system_ss_2)
町や城の中を散策する際に、マップを360度回転させることができるようになりました。
これにより、ファミコン版やプレイステーション版では得られなかったリアルな探索を体験できます。
建物の陰になっている部分など、気になる箇所はこれでチェック♪
2.第1章から「ふくろ」が使用可能
(引用元: https://kame5game.com/dq4s-chapter1/)
プレイステーション版では第5章になるまで「ふくろ」を使うことができませんでした。
長い旅の道中、アイテムを持ちきれなくて捨てたりしなければならないのは辛いものですよね。
スマホ版では第1章から「ふくろ」を使うことができ、章ごとにアイテムの持ち越しができます。
第5章で導かれし者たちが揃った時に使うことも可能!
ただし、悲しいことに、所持金に関しては章を超えての持ち越しはできません・・・
3.モンスターアニメーションの追加
(引用元: https://www.jp.square-enix.com/dqsp/dq4/#about_ss_2)
プレイステーション版では、モンスターは自分のターンでのみモーションがありました。
これがスマホ版では戦闘開始時から常にモンスターが動くようになっており、よりリアルな戦闘が可能です。
細かい部分にまでこだわって作られていることが伝わってきますね♪
4.戦闘時の情報の視覚化
(引用元: https://www.4gamer.net/games/245/G024560/20140424114/)
モンスターにダメージを与えた場合、そのダメージがモンスターの頭上に数値で示されるようになりました。
下のウィンドウに表示される文章をいちいち読む必要がないので、これは助かる!
また、味方ウィンドウにはそのキャラのHPやMPがゲージで表示されるようになっています。
スマホ版をオススメする3つの理由
以上、ドラクエ4がプレイできる端末について3つご紹介してきました。
それらの端末のうち、もっともオススメなのはスマホ版です!
ここからは、その理由について見ていきましょう。
1.スマホ1台でいつでもどこでもプレイ可能!
(引用元: https://www.jp.square-enix.com/dqsp/dq4/#section2_ss_1)
スマホ版の場合は手元にスマートフォンが1台あればアプリをダウンロードしてプレイができるため、別で端末を買うよりもダンゼンお得!
また、端末を別で持ち歩く必要もないため、ちょっとした時間を使ってどこでも気軽にゲームを楽しむことができるのも魅力ですね♪
2.シリーズ唯一のオムニバス形式で、飽きずに楽しめる!
今作はドラクエシリーズの中で唯一オムニバス形式でストーリーが進行していく作品になっており、ドラクエ作品の中でもひときわ異彩を放つ存在。
ゲーム開始時にプレイヤーが名前と性別を決めた主人公とはまた別に、それぞれの章に独立した主人公が存在しています。
各キャラクターの設定も実に細かく作り込まれており、飽きることがありません。
章が変わるたびに操作キャラも変わるので、いろんなキャラクター目線で物語を楽しめるのが素晴らしいですね♪
3.「導かれし者たち」で自由にパーティーを組める!
(引用元: https://iphoneac.com/DQ4.html)
オムニバス形式で進む今作は、章ごとにプレイした主人公たちが最終的に第5章で勇者と合流します。
以後、最大4人までのパーティーを組むことができるので、自分だけのオリジナルメンバーで冒険を進めることが可能。
攻撃重視型、呪文重視型など、組み合わせも自由自在ですよ(#^^#)
【デメリット】操作性が良くない!?
スマホ版のドラクエ4は作品自体とても素晴らしいものであることは疑いないのですが、やはりデメリットもあります。
口コミをいろいろ調べてみたところ、操作性があまり良くないといわれていることがわかりました。
たとえば、行きたい方向と反対方向に進んでしまうとか、建物の入口にうまく入れないとか…
ただ操作に慣れてしまえば、快適にプレイできるのでぜひ挑戦してください!
まとめ
(引用元: https://www.jp.square-enix.com/dqsp/dq4/#story)
ドラクエ4について、プレイできる端末とオススメの端末をご紹介してきました。
ドラクエ4はシリーズ唯一のオムニバス形式で、キャラクター1人1人の人物像がしっかりと作り込まれていることから、物語の世界観に入り込みやすいゲームです。
中でも、上の画像の人物トルネコは『トルネコの大冒険』というスピンオフゲームの主人公としても活躍しているほど!
歴代ドラクエに負けず劣らず今作も人気が高かったことがわかります。
スマホ版は操作性が良くないという意見もありますが、それを凌ぐほどの名作であることは間違いありません。
360度回転する画面やモンスターたちが戦闘開始時から動いているなど、冒険によりリアルさも加わりました!
「導かれし者たち」1人1人とともに世界観を楽しむドラクエ4、ぜひプレイしてみてくださいね♪